2016年12月17日土曜日

コーヒーによる リラックス効果


杏林大学医学部 古賀良彦教授グループがコーヒーの持っている香りが脳の機能にどのような影響を与えるかを実験を行ったところ、

コーヒーの香りは情緒をつかさどっている右脳の血流量をふやし(活性化)て、脳の働きを活発にすること、

男性よりも女性のほうが影響を受けやすいことが明らかになりました。

この結果は、国際コーヒー科学会議で発表されています。


コーヒーの香りをかいだだけでも、人の快感に関係する脳の部位が活性化し、
リラックスすることも分かったそうです。

脳の活性化とリラックス効果という二面効果がみられるのはコーヒー特有のものです。

リラックスして、右脳が活性化する。

体から余計な力が抜け、脳が自由にものを考えられる状態になる。

クリエイターの世界だけでなく、

考えに行き詰まったときに、コーヒーブレイクを入れるのは、
こうした効果があるからですね。

似たようなケースとして、
お気に入りの名画を鑑賞しているときにも同様に脳は活性化します。

行き詰まったときに打開できるヒントを思いついたり、新しいものをつくる閃きがあったり、
アイデアがわき出たり、 自分自身を取り戻すにも効果的です。

コーヒーのもつ香り、ふくよかな味わいは、人生をより豊かなものに誘ってくれることでしょう。

一日のコーヒー量の目安として、健康な成人ならば、マグカップで2杯半から3杯ほどが良いでしょう。

2016年12月10日土曜日

ブラジル  デュトラ 農園 

ブラジル  デュトラ 農園 

スペシャルティーコーヒー

デュトラ農園は、ブラジル南東部のミナス・ジェライス州 マタ・デ・ミナス地域にあります。 家族で100年以上前から農園経営を続ける、由緒ある農園です。


この地域は、土壌豊かで、
滝、森に囲まれ、 豊かな自然に恵まれた環境がコーヒーの風味と特性を生み出しています。

標高1300メートルにあるデュトラ農園は、泉や滝の水源をコーヒー栽培に用いて おり、
脱穀したコーヒー殻を肥料として再利用するなど、自然と調和した農法により 心のこもったコーヒーづくりに専念しています。

 デュトラ農園で収穫したコーヒーチェリーは、皮をつけたまま乾燥させる「ナチュラル プロセス」 と呼ばれる方法で精製します。


乾燥工程で風味や甘味成分が形成され、香ばしい甘さが口に含んだ時に感じられるのが特徴です。



後味はまろやかで、とてもここち良く、香ばしい甘さは、チョコレート、レーズン、キャラメル、ブラックチェリー、ココア、 カカオ、ブラウンシュガーなどに関連する味わいです。

デュトラ農園は、これまでブラジル国内外の品評会で優秀な結果を納めています。 ブラジル テイスト オブ ハーベスト2015年に 入賞し、85.25ポイントを獲得しています。

 (豆知識)

 世界で消費されるコーヒー豆のうち、およそ70パーセントから80パーセントをアラビカコーヒーノキが占めます。

一般にアラビカ種と呼ばれ流通しています。多くの国々で栽培されているが、2012年12月現在世界最大のアラビカコーヒーの豆の輸出国はブラジルで、インドネシアがこれに次ぎます。
アラビカコーヒーノキ












 (画像はwikipedia)