2016年12月17日土曜日

コーヒーによる リラックス効果


杏林大学医学部 古賀良彦教授グループがコーヒーの持っている香りが脳の機能にどのような影響を与えるかを実験を行ったところ、

コーヒーの香りは情緒をつかさどっている右脳の血流量をふやし(活性化)て、脳の働きを活発にすること、

男性よりも女性のほうが影響を受けやすいことが明らかになりました。

この結果は、国際コーヒー科学会議で発表されています。


コーヒーの香りをかいだだけでも、人の快感に関係する脳の部位が活性化し、
リラックスすることも分かったそうです。

脳の活性化とリラックス効果という二面効果がみられるのはコーヒー特有のものです。

リラックスして、右脳が活性化する。

体から余計な力が抜け、脳が自由にものを考えられる状態になる。

クリエイターの世界だけでなく、

考えに行き詰まったときに、コーヒーブレイクを入れるのは、
こうした効果があるからですね。

似たようなケースとして、
お気に入りの名画を鑑賞しているときにも同様に脳は活性化します。

行き詰まったときに打開できるヒントを思いついたり、新しいものをつくる閃きがあったり、
アイデアがわき出たり、 自分自身を取り戻すにも効果的です。

コーヒーのもつ香り、ふくよかな味わいは、人生をより豊かなものに誘ってくれることでしょう。

一日のコーヒー量の目安として、健康な成人ならば、マグカップで2杯半から3杯ほどが良いでしょう。